X(旧Twitter)の代わり

X(旧Twitter)の代替品のつもりで使っています。最近はほぼプリキュアの感想垂れ流しブログみたいになってます…

ドラゴンボールの劇場版を見ていたら、ほぼ聴いた事ある台詞しか出て来ない作品が出てきた。

もうこのタイトルだけで分かるだろうけど

ブロリー登場一作目の「燃えつきろ!!熱戦・烈戦・超激戦」

亀仙人パートの台詞以外はほぼ聴いた事ある気がする…この映画見るの初めてなのに。

他には「地球まるごと超決戦」のターレスの台詞も”なぜか”ほぼ全て聴いた事あった気がした…

ネットミームになった作品って怖いなあ…

 

映画の感想としては悟空が「バーダックのせがれ」として惑星ベジータ健在時のサイヤ人の大人達から認識されていたのは珍しくて面白かった。

サイヤ人襲来編のあの三人組は「落ちこぼれの下級戦士」として悟空の事を見ていたし、パラガスやブロリーや悟空の噂話をしていたモブサイヤ人(声だけ)が悟空の事を「バーダックのせがれ」と認識していたのは、バーダック当人と面識がありそうな世代のサイヤ人ならではだよなあって。

それと、ブロリーが悟空に対して苦手意識を持っていたのって「カカロットの泣き声に泣かされた」からだけじゃなくて、「カカロットの泣き声に泣かされたとサイヤ人の大人達から馬鹿にされた」事もトラウマを持つようになった原因なのかな?と思った。

 

よく言われてる事だけど、基本的に肉親の錠を持たない(筈)のサイヤ人だけど、ブロリーはパラガスが自分の寝込みを襲いに来るまでは父親を殺そうとか裏切ろうとかはしていなかったし、惑星ベジータフリーザに破壊された時パラガスも一緒に助けたあたり…ブロリーの方からパラガスに対して情はあったんだろうな…とか思った。

パラガスもベジータ王に裏切られるまでは息子がベジータ王の助けになると思っていたみたいだし、ブロリーを使って下克上しようとかは思ってなかった気がするんだよね。

パラガスは王に忠誠を尽くしていたのに殺され捨てられた事が復讐の動機なんだろうし、所謂サイヤ人らしいサイヤ人でも無かったんだろうか?パラガスインテリっぽいし

 

ブロリーカカロットォ!カカロットォ!って叫んで暴れ回る理性がぶっ飛んだ狂戦士かと思ったら…弱い相手をわざといたぶって楽しんだり、故郷に帰りたいと思ってる奴隷達の前でわざと母星を破壊したり、嫌な意味で頭良い感じの悪役だな、と思った。

ここまで見た劇場版ドラゴンボールの悪役だとクウラ兄さんと並んで好きかも。