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「グッド・ドクター 名医の条件」というドラマが面白い。【微・ネタバレ】

このドラマ主人公の吹き替えが岡本信彦さんなんだけど、普段は一方通行とかあげゃあげゃのフォン・スパークとか最近だとヒロアカのかっちゃんとか演じてる人なのに180度キャラが違って面白かった…あなたそんなキャラも演じられるの!?って驚いた。

主人公のショーンは自閉症という設定で思っている事を何でもかんでもズバズバ言っていくんだけど、そんな事言いたくても言えねえよ…って事まで何の躊躇いもなく言っちゃう人なので正直見ていて爽快感がある…周囲の人は堪った物じゃないだろうけど。

同じ自閉症主人公でも「アストリッドとラファエル」のアストリッドと比べると、ショーンの方がより周囲の人の気持ちを慮らないしとにかく自分が言いたい事だけを言う人…のように見える。アストリッドとは人間関係が違う事も大きいんだろうけど。

 

ここからネタバレだけど…このドラマ、医療物としてもこれまで触れた医療漫画や医療ドラマだと見なかったような展開があって面白いんだよなあ…病院側の不注意のせいで救えた筈の患者を救えなかったんだけど、病院や医者が責任を被らないように発見した時には既に手遅れだった事にしちゃうとか。こういうのって普通の医療物なら大抵主人公の敵というか悪役側がやる事なんだけど、このドラマだと主人公側の人がやっちゃうという…それを見て「ええ…」って思ったけど、同時に隠せる物なら隠したいよね…分かるよ…と思ってしまった…黙ってれば遺族から裁判起こされるような事無いだろうし。

同じ医療ドラマでもNHKでやってた「DOC あすへのカルテ」だと絶対こんなの許されなかっただろうな…グッド・ドクターのこういう生々しい所、見てて面白い。